バラの家 公式本店 店長の木村やすはるです。
7月19日にベーサルシュートの2度めのピンチを行ったばかりの
シャリマーとペネロペイアですが、
あれから4日経ち現在の様子はというと…
当たり前ですが、ほとんど見た目は変わっていません。
この間ピンチしたところをよく見てみると
なんと!もう次の芽が膨らんできています。
蕾が小さいうちにピンチをする事で次の芽の出が早くなるんですよ^^
ピンチが遅れ蕾が大きくなってから深く切り戻すと、
芽の出は遅くなりますので、できるだけ早めのピンチを心がけてください。
今年の梅雨は雨が多くとても長いですが、
天気予報を見るとようやく梅雨も明けそうな気配ですね。
早めに鉢増しをした苗やつるバラなど大きく育っている苗の場合は、
梅雨が明ける前、もしくは明けたらすぐに一回り大きな鉢に鉢増しすると、
根にとって心地の良い環境を作ることが出来るので、
暑い夏を元気に乗り越える大切なポイントになります。
新苗じゃなくても鉢が少し窮屈かなと思った苗は
今のタイミングで鉢増しするのはとても効果的です。
逆に株が小さかったり、根がしっかり張っていない場合には
もう少し育ってから二度目の鉢増しをしてください。
こちらの2苗は5月30日に鉢増しを行ったので、
まだもう少しは6号鉢のままで育てることもできますし、
この間IB肥料をあげたばかりですが^^;
すぐに鉢増しをしたほうが良い方もいると思いますので
梅雨明け直前の今のタイミングで2度めの鉢増しを行います。
二度目の鉢増しにおすすめな鉢は、
プレミアローズセレクション【8号角深鉢】 や、
ロゼアスクエア 260型 です。
今回はロゼアスクエア 260型に
プレミアローズ培養土で植え付けます。
樹勢の弱い品種や繊細なバラの場合は、260型よりも8号角深鉢がおすすめです。
15リットルの培養土の場合
6号角深鉢からロゼアスクエア 260型に鉢増しすると
2鉢分の鉢増しをして少し余るくらいの量です。
基本的には最初の鉢増しと同じ内容になるので
鉢増しについて詳しくは
こちらのリンク先を参考にしてください。
6号鉢から抜いてみるとしっかりと根鉢ができていますね。
一度目の鉢増しから2ヶ月も経っていないので、
根を張るスペースはまだもう少しありますが、
これだけ張っていれば今のタイミングでの鉢増して
夏越しをしたほうが安心ですね^^
プレミアローズ培養土には元肥も入っていますが、
さらに更に良く育つように今回は元肥も入れておこうと思います。
プレミアローズ オーガニック肥料をスプーン4杯を
鉢底に入れた培養土によく混ぜます。
根が直接肥料に当たらないように、
2〜3cmほど肥料の入っていない培養土をかけてから
鉢から抜いた苗を置き培養土で植えてください。
ウォータースペースの確保も忘れずに!
これでワンランク上の生長を見せてくれます!
※元肥は多すぎると肥料焼けを起こすこともあるので
多肥には注意が必要です。
鉢増し後の水やりは、できるだけふんわりとたっぷりやるのがポイントです。
強い水圧で水やりをすると表面の用土をかき混ぜてしまい、
素材によって比重が違うため、
良い用土で植えても団粒構造が壊されてしまうからです!
かならず縁までたっぷりと水を入れてください。
水が引いて1時間ほどしたらもう一度水遣りを行います。
これで2度めの鉢増しも完成です^^
居心地の良い新しい鉢に引っ越しをして
これで厳しい暑さにも負けず元気に夏越しをしてくれるはずです♪